熊野、日比野克彦さんの件

土曜は、三重県広報の平野さんのお招きを受け、
朝日カルチャーセンターの日比野勝彦さんと林業家の速水亨さんの対談へ、
TS近藤らと。

速水さんの尾鷲の山のヒノキを使い、日比野さんは舞台を作り、
野田秀樹さんも入っている模様)
金沢21世紀美術館では実際に演劇に使ったそう。

http://www.kumanokodocenter.com/event/hoka/081127.html

その舞台は移動し、各地で使われていくとのこと。

熊野の道は、誰もが感じられる「場の力」があったから、古来からみなが通った…「場の力」「空間に宿る命」について、
日比野さんが語っていたのですが、
これは僕も強く感じることで、
場所が持つ力は、絶対にネット社会では体感できないものです。
だから、僕らはやっぱり旅をしなきゃいけない。
その場所の空気を吸い、土地の振動を肌で感じなきゃいけない。

一方、林業家の速水さんは先月、カンブリア宮殿にも出ていたそう。
「熊野が持つ再生の力、それは欝の時代にある今の日本にはとても大切なこと」
まったく同感。

終了後、日比野克彦さんに御挨拶。

僕がインタビュー本を作りたいと思った原点は「若者たちの神々」
という筑紫哲也さんのインタビュー集を子供の頃読んだことがきっかけでしたが、
その本に出ていた日比野さんと25年近くを経て、まさかお会いできるとは。

日比野さんは7月22日の皆既日食では種子島にいるそうなので、
もしかしたら、鹿児島にゆこうと思っているので、すれ違うかも。

その後、打ち上げに参加。
某放送局のディレクターやドラマーといったユニークな面々から、
授業の常連の方まで、春とは言えぶるぶる震えそうな寒空の下でしたが、
ワイワイとやって、最後は記念撮影。


結局、そのまま近藤夫妻と3軒もしごしながら、
TSの今後やらあれこれ作戦会議。