『僕らの時代のライフデザイン』遂に発売!

あしかけ二年、ついについに発売です。
アマゾンは3月14日から、書店に並ぶのは翌15日ぐらいからになります。

タイトルは
僕らの時代のライフデザイン 自分でつくる自由でしなやかな働き方・暮らし方』。

そして、帯推薦文は、高城剛さんにいただきました!それは、「21世紀の『リアル』が、ここにある。」という一文。

思えば、1995年に出版された高城さんの『高城剛の大穴イッパツ』を読んだことがその後の僕の人生に大きな影響を与えました。
その本は今でいう「ブログ本」なんですが、最終章は「2013年の日記」でした。


そう、つまり今年ですね。
その日記にはヒマラヤでビデオフォンを使う高城さんの日常が綴られていました。


その年に自分の本が出せ、高城さんに「21世紀のリアル」というコメントいただけるなんて出来すぎです。
コーエン兄弟じゃないですが、まさに「未来は今」という感じです。うーむ、感慨深い。


アマゾンに掲載された内容紹介はこんな感じです。

■僕らはもっと自由に生きられる!

近年、働き方や暮らし方が多様化するにつれて、
多くの人が自分なりの人生をデザインし始めています。

パラレルキャリア、コワーキング、独自の経済圏、
DIYリノベーション、デュアルライフ、海外移住……。

こうした働き方・暮らし方を一部の著名人か、
経済的な成功者だけのものだと思っていないでしょうか?

実は、日本にもすでに多くのライフデザイナーたちが存在します。
人生は「選択」と「意志」次第で、いくらでも自由に設計することができるのです。


■家もオフィスも持たない「生活実験」から見えたもの

本書は、1年間、家やオフィス、家財道具を持たずに旅しながら暮らす
生活実験プロジェクト「ノマド・トーキョー」を行った著者が、
そこで出会った多くのライフデザイナーたちの働き方・暮らし方を紹介します。

東京中のシェアハウス、シェアオフィスを渡り歩き、
日本に今、起こりつつある新しいライフスタイルと、
次世代チェンジメーカーたちのワークスタイルから見えてきたもの。

それは「セルフ(自)」「ワーク(職)」「リビング(住)」から成る
「ライフデザイン」という発想です。


■「自」「職」「住」から考える、新しい人生のつくり方

予測不可能な時代に、固定化されたライフ「プラン」は無意味です。
逆算型で描かれるプラン通りの人生など、もはや存在しません。
これからは、偶然性を上手に取り込みながら、
自らの手で人生をつくり出すライフ「デザイン」が必要です。

ビジネスでも、アジャイル型、リーンスタートアップ、デザイン思考
といった手法に注目が集まっていますが、
そうした考え方を人生設計にも応用してみましょう。

描かれた地図をコンパスに持ち替え、
現実と理想のあいだ、個人と組織のあいだ、仕事とプライベートのあいだ、
都会と田舎のあいだを自由に泳ぎ回る「新しい人生設計」とは?


本書は「多面性」「つながり」「多拠点」の3つの側面から、
28人のライフデザイナーの事例を交えて、
自由でしなやかな生きるヒントを紹介します。


さらに、発売前に『「どこでもオフィス」仕事術―効率・集中・アイデアを生む「ノマドワーキング」実践法』の著者、中谷健一さんがFBで書評を書いてくれました!!

ちなみにツイッターではイケダハヤトさんが最初でした↓

@IHayato:米田智彦さんの新刊を一足早く読了。新しい時代の価値観が、多様な実例とともに収録されています。こういう本に若いとき出会ってたら、人生変わっただろうなぁ。

でも、長文の書評という形では 中谷 健一さんが第一号。客観的にしかも熱く書いてくれてありがたいの一言。
感謝感涙!!


以下、中谷さんの書評を転載させていただきます。


帰宅して Tomohiko Yonedaさんの『僕らの時代のライフデザイン』をイッキ読み(仕事そっちのけでいいのか・・・)。ご献本ありがとうございます!
米田さん主催のイベントにノマドをテーマに参加させていただいたことがあったり、拙著『どこでもオフィス仕事術』でお世話になったダイヤモンド社の 市川 有人さんが編集担当というご縁もあって、なんか自分の本みたいにうれしい!
これは・・・・すごく刺激的な本ですよ。
そして・・・いろんな方々にオススメしたいです。


1)現在の自分の生き方・働き方になにかしらのひっかかりを持っているみなさんに。
生き方・稼ぎ方の多様化をリアルに感じ、実感できますよ! 米田さんの体を張った実験企画『ノマド・トーキョー』の話はもちろん、いろんな生き方を実践されてる方々の事例がたくさんあって、どれもすごくドキドキ。サラリーマンの方にも、フリーランスの方にも、都会に住む方にも、地方に住む方にも、このドキドキは等しく降りてくるのではないでしょうか。


2)311を境に価値観ががらりと変わった、と感じている方々に。
311を機に価値観だけでなく、リアルな生き方そのものを変えた方々の事例がいくつも出て来ます。個人的には、『僕らの時代の』とは、なるほど、そういうことなのか、と感じましたが、まだ実行まで行ってないんだ、という方々にはキラキラするアイデアや勇気をくれたりするのではないかと思いますよ。


3)コワーカーやノマドワーカーのみなさんに。
共感がハンパないのは間違いないでしょう。でも、それ以上に「ああ、その発想はなかった!」という刺激もハンパないと思います。立場が近いだけに、血が熱くなるのを感じられるのでは? わたしは刺激されました(こんなに書いてるくらいwww)


4)起業家・経営者のみなさんに。
デザイン思考/ アジャイル/ リーンスタートアップ/ ピボットという最近の起業や開発の手法を「生き方」に適用しよう、という提案がされてます。「どのみちゴールは変わるんだからあれこれ想定する時間あったら、まず手を動かせ。そして、しなやかに生きろ!」と。逆に経営者はそういう価値観を持って動き出す個人の登場を織り込んで未来のビジネスを創造しないとダメなんじゃね? と強く感じました。時代との距離、しなやかな人材との距離がどんどん遠くなってゆく。逆に、こうした人たちと共生できる企業経営スタイルや企業文化をつくれたら、すごい競争力になるでしょう。

僕らの時代のライフデザイン 自分でつくる自由でしなやかな働き方・暮らし方

僕らの時代のライフデザイン 自分でつくる自由でしなやかな働き方・暮らし方