今年最後のインタビュー


恐らく2009年最後の取材になるであろうインタビュー。


場所は神楽坂。あまり馴染みのない街だが、
いい店いっぱい。最後の忘年会という感じで
人もたくさん。
もちろん、この街ならではの情緒もあるし、
大人な雰囲気のお店とお客さんたちで
とてもカンファタブル。
30代も後半になってようやく渋谷なんかよりも
こういう街の方がしっくりしてきたような気がする。

今日のインタビュイーは
楽家大友良英さんを3年追っかけて、
ドキュメンタリー映画「KIKOE」http://www.kikoe-otomo.com/
を今年公開した、
岩井主悦(いわいちから)さん。


TS近藤と旧知の仲ということで、
編集長と副編で質問攻めに(笑)。

ちょうど僕らは現在、別府の芸術祭「混浴温泉世界」の
書籍編集中で、その音楽イベントには大友さんが出演していたりで、
何かと繋がることが多いなあと今日もしみじみとなる。



これはなんと、鶏のトサカ。
絶品の焼き鳥に舌鼓を打ちつつ、
話は映画から音楽、そして、
アートへ。


今年キャズムを超えたtwitterから、
アーキテクチャ/コンテンツの話、
そして、映画や出版などの制作だけではなく、
自主流通までアーティストがコントロールできるようになってきた
時代の到来まで、話は尽きることがない。


「KIKOE」は、まだまだ全国のどこかで上映中とのこと。
バロウズカットアップを用いて、
テレビのドキュメンタリーのような分かりやすい終着点よりも、
現在進行形の音楽家から立ち昇るアトモスフィアや残り香を
シュートしたような映画となっており、
合間合間に菊地成孔ジョナス・メカスなどのインタビューが挿入される
意欲作となっている。


掲載は来年春出版される雑誌「広告」と、
TOKYO SOURCE本編にて。こうご期待!