新潟・十日町にてアースウォーク!

越後妻有トリエンナーレ 大地の芸術祭」に出展するため、
現地の民家に家族と暮らしながら制作をしているアーティストの
岩間賢さん宅をTSメンバーの坂口と訪れました。



現地は「天地人」大フィーバー中。


今回は、
CELEBRATION EARTH WALK」と称して、
北海道から沖縄まで植樹しながら歩く旅を続ける、
アースウォーカーの中渓宏一さんが現地を訪れるタイミングに合わせての旅。
2泊3日という短い間でしたが、
中越の豊かでのんびりとした自然に囲まれながら、
岩間家、中渓家、そしてウォークしている仲間と歩き、
「ファミリー」というものがテーマとして印象に残る滞在となりました。



岩間さん宅。この2階の1部屋で
岩間家とアースウォーカー一行と僕、坂口の
総勢10数名で寝ることに。



岩間さんの制作現場。この棚田の土地全体を使って作品を制作するそう。
完成はどうなっているのか!? 7月の本番が楽しみ。



中渓さんと岩間さん。2人は昨年の北京が最初の出会い。
TSの中渓さんの記事を読んだ岩間さんが、中国をウォーク中の中渓さんにアクセスし、中渓さんは北京に暮らしていた岩間さん宅に泊まることになる。詳細は元祖アース・ウォーカー、ポール・コールマンへのTSインタビュー記事を参照!



のどかな田園地帯を歩き続ける。



夜はみんなで餃子パーティ。



中渓さんと、池谷という集落の森の中へ。
国際支援を行うNGOのJEN(ジェン)代表、木山啓子さんが朝日新聞の取材を受けていた。
(カメラマンはなんと若木信吾さんだった!)


震災で傷つき、いわゆる「限界集落」となっていたこの土地を再生するため、木山さんたちは3年間活動を続けてきたという。

今回の撮影は、
朝日新聞の別冊紙新聞「globe」に8月掲載予定とのこと。
森の中で名刺交換をして談笑。なんとも不思議な時間が流れる。



中渓さんが植樹をした池谷の「命の森」にて。



ボルタンスキの作品は、廃校となった校舎を使っての大胆な展示。中は見てのお楽しみ。



ベビーカーを押しながら楽しくウォーク!



駅のホームから草間彌生作品が!



光が反射する棚田の風景は美しい。その中を空気を思いっきり吸い込みながらウォーク。




そして、欠かせないのはやっぱり温泉!!


岩間さんの制作する場所はとある方の別荘。10年以上前、ボロボロだった古民家を買い取り、
岩間さんたちが掃除と修復を行って今の状態までもってきたとのこと。
(岩間さんいわく「溶けそうだった(笑)」)


現在は、まるでデザイナーズホテルのように立派だけど、
その苦労は想像を絶する・・・。



最終夜は囲炉裏を囲んで、皆でアレコレ飲みながら語り合う・・・


大地の芸術祭」会期中のこの夏、再びこの地を訪れようと思っています。
そして、中渓さんとも、この土地で何かイベントをやれないかと画策中です。


岩間さんファミリー(賢さん、かおりさん、もえちゃん、りょうくん、中国からのアシスタントの彼)、中渓さんファミリー(宏一さん、あいさん、いっしんくん)、そして歩き旅のみんな(なおちゃん、しゅんくん、ひろくん、エレキ)、
本当にありがとうございました。
また必ず会いましょう!!