先ほどあった、J-WAVE「radio spider」のUst中継。
デジハリ杉山校長とチームラボ猪子寿之さんがゲストの
公開インタビューでした。


タイトルは「未来が君を待っている」。


http://www.ustream.tv/recorded/5635094


杉山校長は僕の地元、高円寺在住で何度かお会いしたことがありますが、
実は、僕も10年前デジハリ渋谷校が出来た時に通っていました。


杉山さんは、元々バンドマンだし、今でもバンドやっておられるとこも、
凄く共感できるのですが、
その語り口の優しさにいつも胸打たれます。


「意思の力。昔はたくさん障壁があったが、今は自分で自分の未来を決められるようになった。人に会いにいけるし、人のことを言っている暇なんてない。なんでもできる」


要約ですが、最後の「未来」についての杉山校長の言葉。
ちょっとほろりときました。


失礼かもしれませんが、
僕がずっと考えていたことを代弁し、
体現してくれてるような気がします。



仲間たちと「未来を面白くする」をテーマに
TOKYO SOURCEをインディペンデントで続けて、
会いたい人に会いに行く。
その活動は、まさにインターネットが
なければできないものでした。


未来は想像し、そこに向かう意思があること。
行動すること。


人間が他の動物と違うのは、
物理空間ではなく、意識空間に、想像力で
絵や物語を描き、彫刻や建築物を造ることが
できる点だと、いつも思うのです。


編集者だから編集をやるのではなく、
想像したものを誰かに届けたい、
そのアウトプットは、出版であったり、
インターネットであったり、
イベントであったり、プロダクトだったり、
造ったり、建てたり、
書いたり撮ったり編集したりして、
人に伝えたり、届けて行く。


それしかないんですよね。
まだまだ全然力が足りなく、
もっともっと頑張らないといけないのは当たり前ですが、


誰かがいる山の頂を目指すのではなく、
自分がいるここに旗を立てて、
周りを覆っている霧を晴らしたり、
皆そういうことをしていい時代だし、
自分は、ずっとそういうことを仕事にしていきたいって
思考錯誤しながら生きてきたんだなと、
少し思いを巡らせました。


あ、猪子君は朝生の時と違って、
すごくリラックスして優しい語り口で良かったです(笑)。


地上波のあの晒され方。
「視聴者に分かりやすいように」という縛りで、
何でも簡略化、単純化し、
正直、暴力的とさえ言えると思っています。


猪子「自分なりにわくわくする未来にしたい」


そう、その通り!