プロフェッショナル 仕事の流儀 木村俊明さん、の件
NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」
の取材を受けた、地域再生のプロ、
内閣官房地域活性化統合事務局・企画官の木村俊昭さん御本人を囲み、
当日のオンエアーをリアルタイムで観るという、
珍しい会合に参加。
http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/090519/index.html
茂木さんのブログでも紹介されてます。↓
http://kenmogi.cocolog-nifty.com/qualia/2009/05/post-80ef.html
木村さんは小樽の地方公務員時代から町起こしを行い、
歴史建造物をライトアップするなど、
小樽を観光地として全国にとどろかせるという大きな成果をあげた。
現在は、内閣官房に招聘され、全国を飛び回り、各地でアドバイスを行われている。
木村さんのメッセージは、いつも、「魅力は、あなたたちの中にある」だそうだ。
これは、いみじくも僕が最近の講演でしゃべらせてもらっていることと同じ。
「うちなる魅力を再発見し、それを編集すること」みたいなことをトークで自分なりに話しているのだけれど、
やっぱり、自分では自分の良さがなかなか分からないのも人間というもの。
だから、木村さんのような人が、地域の魅力を外部から指摘して、
それをプロデュースする必要があるのだろう。
北海道の職人を集めるフェスティバルには、
「ビル・ゲイツを小樽に呼ぶ」という、とんでもない企画をぶち上げたり、
地元のスナックのママさんを観光案内に起用したりと、
独自のアイディアで地方の閉塞を打ち破ってきた木村さん。
周囲からは「ばかもの」と呼ばれ続けたという。
それでも、諦めるための言い訳を探さず、自分のできることから、はじめる。
それ以外に突破口はないことを改めて思わされる。
木村さんの言葉。
「人と会うことはいつも真剣勝負。
自分が高まっていなければ、2回目は会ってくれない」
オンエアー後、
木村さんと少しだけお話させていただき、
自分の本、『これからを面白くしそうな31人に会いに行った。』
を
「帯の推薦文に茂木さんの言葉をいただいたのです」
と紹介させていただく。
すると、木村さんから、
「この本はもらえないのですか?」と聞かれてしまったので、
「え、1冊しかないんだけど・・・」と思ったけれど、
こうなったらもう渡すしかない。
なんといっても、2回目はないかもしれないんだから苦笑。
「プロフェッショナル 仕事の流儀 木村俊明」の再放送をお見逃しなく。
★「幻冬舎」元社員の着服額、8年間で9億1230万円に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090519-00000938-yom-soci
↑8年で9億、1年1億以上の遊興費か・・・。